16,000人以上が参加!全世界の従業員とともに創り上げた三菱マテリアルグループの"価値観"
2024年8月、三菱マテリアルグループは、2030年に向けた「私たちの目指す姿」を実現するために、従業員一人ひとりの行動の指針として新たな"価値観"を発表しました。
その策定プロセスは、「今三菱マテリアルグループに必要な価値観とは?」を全世界の従業員に問い、集約した意見から創り上げるというものです。
三菱マテリアルグループ初となる全世界を巻き込んだ一大プロジェクトを紹介します。
その策定プロセスは、「今三菱マテリアルグループに必要な価値観とは?」を全世界の従業員に問い、集約した意見から創り上げるというものです。
三菱マテリアルグループ初となる全世界を巻き込んだ一大プロジェクトを紹介します。
プロジェクト始動—「私たちの目指す姿」実現を加速させる原動力とするために
2023年4月からスタートした三菱マテリアルグループの中期経営戦略2030。
2030年に向けた"私たちの目指す姿"を「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」と掲げました。これは、金属資源のリサイクルによって資源循環を拡大し、さらに付加価値の高い多様な製品を世の中に提供することで、持続可能な社会をつくるということです。
その実現のためには、三菱マテリアルグループで働く一人ひとりが最大限に力を発揮することのできる共通の"指針"が必要であるとし、2024年3月に価値観リニューアルプロジェクトが始動しました。
2030年に向けた"私たちの目指す姿"を「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」と掲げました。これは、金属資源のリサイクルによって資源循環を拡大し、さらに付加価値の高い多様な製品を世の中に提供することで、持続可能な社会をつくるということです。
その実現のためには、三菱マテリアルグループで働く一人ひとりが最大限に力を発揮することのできる共通の"指針"が必要であるとし、2024年3月に価値観リニューアルプロジェクトが始動しました。

価値観リニューアルプロジェクトのキックオフミーティングの様子
有志で結成されたアンバサダー30名が熱い議論を交わすー三菱マテリアルグループのアイデンティティとは?今足りない価値観とは?
価値観の策定にあたっては、はじめに"アンバサダー"という国内グループから有志で募った従業員が、新たな価値観のベースとなる案を策定しました。アンバサダーの所属、年齢、バックグラウンドは様々。入社2年目の若手社員もいれば、入社歴30年以上のベテラン社員も参加しました。そんな多種多様な30名が一堂に会し、丸1日をかけて、新たな価値観について議論しました。
「三菱マテリアルグループのいいところは?」
「もっとこうありたい!と思うところは?」
「私たちに今足りない価値観は?」
アンバサダーはポストイットに自身の想いや考えを書きだしました。
その数は1000枚以上。
「三菱マテリアルグループのいいところは?」
「もっとこうありたい!と思うところは?」
「私たちに今足りない価値観は?」
アンバサダーはポストイットに自身の想いや考えを書きだしました。
その数は1000枚以上。

付箋に書いた内容はグループ内で共有した

同じ意見はカテゴライズすることで必要な要素を抽出
16,000人による投票を経て三菱マテリアルグループの新たな価値観が完成
アンバサダーが作成した10個の価値観の案をもとに、2024年5月から全世界のグループ従業員に対して投票形式で意見募集を開始しました。
三菱マテリアルグループは世界に32ヵ国・地域に拠点を有し、使用されている言語は全部で20言語。投票のプラットフォームは20言語で構築されました。また従業員向けの発信を強化するなど投票促進のための活動も活発に行われました。
その結果、グループ従業員約19,000人のうち、80%以上を占める約16,000人の従業員が投票に参加。9,000件近くのコメントも寄せられました。寄せられたコメントは全言語翻訳し、テキスト分析を行うことで、どんなフレーズに共感が集まったのかについても調査されました。
最後に、執行役が経営の視点で価値観に加えるべき要素を議論し、完成したのが、「挑戦」「変化」「成長」「称賛と感謝」「より良い明日」の5つの価値観です。
5つの価値観には、それぞれの象徴となるアイコンは、私たちの目指す姿のキービジュアルのデザインと連動させることで当社グループらしさを表現し、当社グループの全員が新たな価値観に誇りを持ち、大切にしてくれるようにという願いを込め制作されました。
三菱マテリアルグループは世界に32ヵ国・地域に拠点を有し、使用されている言語は全部で20言語。投票のプラットフォームは20言語で構築されました。また従業員向けの発信を強化するなど投票促進のための活動も活発に行われました。
その結果、グループ従業員約19,000人のうち、80%以上を占める約16,000人の従業員が投票に参加。9,000件近くのコメントも寄せられました。寄せられたコメントは全言語翻訳し、テキスト分析を行うことで、どんなフレーズに共感が集まったのかについても調査されました。
最後に、執行役が経営の視点で価値観に加えるべき要素を議論し、完成したのが、「挑戦」「変化」「成長」「称賛と感謝」「より良い明日」の5つの価値観です。
5つの価値観には、それぞれの象徴となるアイコンは、私たちの目指す姿のキービジュアルのデザインと連動させることで当社グループらしさを表現し、当社グループの全員が新たな価値観に誇りを持ち、大切にしてくれるようにという願いを込め制作されました。

新たな価値観は、メインフレーズとサブフレーズで構成されている
全員で創り上げた価値観。一人ひとりが新たな価値観に基づく行動を起こすために
全世界の従業員とともに創り上げた三菱マテリアルグループの新たな価値観。
「私たちの目指す姿」を実現するためには、私たち一人ひとりが価値観にもとづく行動を積み重ねていくことが大切です。
その行動を起こす第一歩として、2024年10月から3月にかけて、全世界の当社グループ拠点でワークショップが開催されました。ワークショップでは、自身の日々の行動を振り返り、他者の意見も参考にしながら、価値観に沿った行動とはどのようなものかを考え、言葉にし、仲間で共有するものです。
「私たちの目指す姿」を実現するためには、私たち一人ひとりが価値観にもとづく行動を積み重ねていくことが大切です。
その行動を起こす第一歩として、2024年10月から3月にかけて、全世界の当社グループ拠点でワークショップが開催されました。ワークショップでは、自身の日々の行動を振り返り、他者の意見も参考にしながら、価値観に沿った行動とはどのようなものかを考え、言葉にし、仲間で共有するものです。
ワークショップ後のアンケートでは85%以上の人が「今後価値観を体現していきたい」と回答しました。
まずは小さなことから。一人ひとりが行動を積み重ねていくことで大きな力としていきます。
まずは小さなことから。一人ひとりが行動を積み重ねていくことで大きな力としていきます。