業務プロセスを変革し企業価値向上につなげる
業務プロセス統括室 業務プロセス変革推進グループ
浦谷 泰成
浦谷 泰成
「NHK」を合言葉に業務プロセスの変革を推進
三菱マテリアルグループの社員が、本来業務に集中できる環境をつくり出す、それが私の所属する業務プロセス変革推進グループの役割です。私たちは日々、各部署や拠点で発生する各種申請や事務作業などの付帯業務を見つめ直し、それらの改善を支援しています。例えばITツールを用いたペーパーレス化の推進や、社内システムの刷新、必要性の低い業務の廃止など、「NHK(なくす・へらす・変える)」を合言葉に、業務を抜本的に見直すことで業務プロセスの変革を推進しています。取り組みは全社をまたぐものもあれば、拠点ごとの取り組みなど大小さまざま。また組織単位の改善活動だけでなく、社内サイトに相談窓口を設けて、社員の皆さんから寄せられる業務プロセス変革に関するお悩みにも答えています。
「やってみよう!」の第一歩を踏み出せる施策を
私は2021年から業務プロセス変革推進グループに在籍しています。今でこそ本社でグループ全体の業務プロセス変革を担当していますが、これまでは筑波製作所で切削工具の生 産管理を3年半、都内の営業所で切削工具 の国内向け営業を5年間経験してきました。業務プロセスの改善は部署単位で携わった経験はありましたが、専門のスキルやノウハウがあったわけではありません。ましてや、私自身は従来のやり方を変えられずにいたタイプでした。
その一方で、業務プロセスを見直すことの必要性は感じていました。問題は、新たな手法を導入することや、それに取り組むまでの煩わしさです。そこで現在心掛けているのは、業務プロセスの変革による効果を“実際に体感していただく”こと。例えば一見複雑そうなITツールの操作も、実際に操作している様子を動画で配信したり、講習会を開いて操作方法を一緒に体験したりするなど、社員の皆さんが「実際にやってみよう!」と思えるようなきっかけづくりを行っています。そうした活動を通して、社員一人ひとりが自律的に業務プロセスの見直しを推進してもらえるような組織づくりを目指しています。
その一方で、業務プロセスを見直すことの必要性は感じていました。問題は、新たな手法を導入することや、それに取り組むまでの煩わしさです。そこで現在心掛けているのは、業務プロセスの変革による効果を“実際に体感していただく”こと。例えば一見複雑そうなITツールの操作も、実際に操作している様子を動画で配信したり、講習会を開いて操作方法を一緒に体験したりするなど、社員の皆さんが「実際にやってみよう!」と思えるようなきっかけづくりを行っています。そうした活動を通して、社員一人ひとりが自律的に業務プロセスの見直しを推進してもらえるような組織づくりを目指しています。
全社を巻き込んで本来業務に集中できる環境づくりを
業務プロセス変革推進グループは、2021年に立ち上がったばかりの組織です。グループ社員の中には、まだ私たちの存在を知らない方も少なくありません。そこで、2023年12月か らは、本社の食堂で週1回、誰でも気軽に立ち寄れる「業務効率化Café」を開いています。さらに、2024年度からは「出張Café」と称して、グループ内のさまざまな拠点に足を運んでいます。そうした取り組みから、まずは私たちの名前を覚えてもらい、気軽に相談できる存在になれるように努めています。「相談案件を絶対にたらい回しにしない!」をモットーに取り組んでおり、その甲斐あってか、相談件数は着実に増加しています。
私がこれまで経験してきた現場では、書類 作成などの付帯業務に時間を取られ、本来やるべき仕事に時間を割けないという経験を何度もしてきました。だからこそ、それぞれの職場が、自身の本来業務に専念できるようになることが何より大切だと感じています。これらを実現するために、今後も会社全体を巻き込んで業務プロセスの変革を推進していきます。会社の成長のために、社員一人ひとりが企業価値向上につながる業務に集中できる環境をつくること。それが私の使命です。
私がこれまで経験してきた現場では、書類 作成などの付帯業務に時間を取られ、本来やるべき仕事に時間を割けないという経験を何度もしてきました。だからこそ、それぞれの職場が、自身の本来業務に専念できるようになることが何より大切だと感じています。これらを実現するために、今後も会社全体を巻き込んで業務プロセスの変革を推進していきます。会社の成長のために、社員一人ひとりが企業価値向上につながる業務に集中できる環境をつくること。それが私の使命です。


「業務効率化Café」は毎週火曜日14 時~ 15 時に本社食堂の一角で開催。浦谷さんがカウンターに立ち、皆さんから寄せられるお悩みに答えます。