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2023.04.06

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家電リサイクルのDXってどんな技術?

冷蔵庫やテレビなどの家電は、家電リサイクル工場で解体・分別され、金属などの貴重な資源が回収されています。三菱マテリアルは、実はこの家電リサイクル事業で国内シェア1位! 今回はこの事業を「DX」の力で支えている、当社独自の技術「操業管理システム」についてご紹介します。

ソザイに詳しい

Dr.マテリ

三菱マテリアルのラボで日々研究に勤しむ、
素材フリークな博士。​

家電に付いた「ID」で情報を読み取る

解体された家電の電子基板には、金•銅などの貴重な金属が含まれます。三菱マテリアルの強みは、この金属の再資源化。国内トップの規模で大量の金属をリサイクルし、循環型社会に貢献しています!

回収した資源の重さをもとに環境への貢献度を自動計算!

操業管理システムは、解体した家電から回収された金属などの資源の重さを把握できます。この情報をもとに、資源を回収したことで「環境への負荷をどれくらい軽減できたか」を算出する、LCA(ライフサイクルアセスメント)の指標を自動計算。最先端のDX技術を活かした操業管理システムには、循環型社会に一層貢献できる力が詰まっています!
【こんなところに活かされます】
自動車や航空機の部品加工のために

今後、リサイクル工場に搬入された家電の製造年式を読み取ることができれば、家電が捨てられるまでの「使用年数」を把握できます。この使用年数を私たちのパートナーである家電メーカーに共有することで、「より長く使える家電づくり」のための情報として役立てられることが期待されます。

工場に届いた家電のデータをクラウド化することで、各地の工場間での情報共有も進められているのじゃよ。