三菱マテリアルのある街を訪ねて 〜三宝製作所編〜
世界中を旅する女性、あるこさんが三菱マテリアルグループの拠点がある街を訪ねます。

ナビゲーター
あるこさん
まち歩きと工場見学が趣味の女性:20代後半。
三宝製作所編
今回は、三菱マテリアルの銅加工事業の一翼を担う三宝製作所がある街をご紹介します。
世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の一角、大阪府堺市にある三宝製作所。スローガンは「誠実一路」。伸銅品の製造拠点として真摯な姿勢でものづくりを行い、さまざまな業界に高品質な伸銅品を提供しています。

世界三大墳墓
仁徳天皇陵古墳
仁徳天皇陵古墳
世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の一つで、全長約486mの日本最大規模の前方後円墳。世界三大墳墓(あとの二つは「クフ王のピラミッド」「秦の始皇帝陵」)の一つとされています。上からその形を確認したいときは、堺市役所 21階の無料展望ロビーがおすすめ。

のんびり車窓を楽しむ
チンチン電車 阪堺電車
チンチン電車 阪堺電車
大阪を南北にのんびり走る路面電車。110年以上もの長い間、市民の足として親しまれています。

堺ゆかりの偉人
千利休
千利休
堺が誇る有名人といえば、茶の湯を大成した千利休。堺で生まれ、生涯の大半を過ごしました。堺の歴史と文化を体験できるミュージアム「さかい利晶の杜」には、千利休茶の湯館と茶の湯体験施設があります。

室町時代から続く甘味
くるみ餅
くるみ餅
堺が勘合貿易の港町として栄えていた室町時代に誕生した茶菓子。餡でお餅をくるんで食べることから「くるみ餅」と名付けられました。明治時代にはかき氷にかけた「氷くるみ餅」も考案され、堺の人々の夏の楽しみになっています。

三宝製作所へようこそ!
三宝製作所について
銅や銅合金を条(銅をコイル状にしたもの)や板、棒などさまざまな形に加工した伸銅品を製造、販売しています。伸銅品の国内生産シェアはNo.1。高品質なものづくりを通して、自動車、船舶、電気、通信、精密機器、建築物、日用品など、暮らしのあらゆる場面を支えています。

三宝製作所で製造している素材はこんなところで活躍中!
水道メーターに使われているのは、環境と人体にやさしい鉛フリー材の「エコブラス」。病院などのドアの取っ手に使われているのは、銅が持つ殺菌性をさらに高め、変色しにくい合金素材「クリーンブライト」。そして家や車の鍵に使われている「、ホワイトニッケルシルバー」もここで作られています。


銅製品は、身近なところで使われているんですね
熱間圧延機
800℃に熱した厚さ300㎜の銅の塊をロールで抑えながら 15 ㎜まで薄く伸ばし、コイル状に巻き取ります。

三宝教育道場
3年前に安全衛生活動や現場改善のため、危険体感道場・SPM※-保全道場・健康道場で構成される教育道場が設けられました。健康道場では筋トレマシンがあり、社員が体力を高めています。
※Sanbo Productive Maintenance TPM活動(自主保全活動)の三宝製作所版
※Sanbo Productive Maintenance TPM活動(自主保全活動)の三宝製作所版

ロール巻き込まれ危険体感の様子

ご安全に!
直接・間接押出機
加熱した円柱の銅の塊を押出機に挿入。大きな力で押し出して2m~12mの棒を作ります。


案内してくれた人
事務部
部長補佐
芝田 誠さん
1985年入社。コンプライアンス研修やリ スクマネジメントを担当。地元のイチ推しグルメは、だしがおいしい関西のうどん。中でも、三宝製作所の社員食堂のカレーうどんがお気に入り。