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2025.01.06

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三菱マテリアルのある街を訪ねて 〜MMCエレクトロニクスラオス社編〜

世界中を旅する女性、あるこさんが三菱マテリアルグループの拠点がある街を訪ねます。

ナビゲーター

あるこさん

まち歩きと工場見学が趣味の女性:20代後半。​

MMCエレクトロニクスラオス社編

今回は、家電用サーミスタセンサの製造を担うMMCエレクトロニクスラオス社がある街を紹介します。

東南アジア唯一の内陸国であるラオス。5つの国に囲まれたこの国家は、およそ50もの民族と言語があり多様性に富んでいます。そんなラオスの首都・ビエンチャンに位置するMMCエレクトロニクスラオス社は、2014年4月に設立されました。
黄金の仏塔「タートルアン」
16世紀に現在の首都であるビエンチャンに遷都した際に建立された仏塔。ブッダの遺骨が納められていると言われています。毎年11月頃に開催される「タートルアン祭」は、国内からたくさんの人が集まり、塔の中庭を周回して祈りを捧げます。
一度はご賞味あれ!「絶品ラオス料理の数々」
主食として食べられているもち米「カオニャオ」や、ひき肉と香辛料を混ぜ合わせて炒めた「ラープ」など、自然の恵みを活かして作られた料理はどれも絶品です。

知らない料理ばかり!おいしそう!

ラオス独立の象徴「パトゥーサイ」
かつてフランスの植民地だったラオス。凱旋門に似たこの建物は、独立のために戦った人々をまつるため1960年に着工されました。その後は未完成の状態が続いていましたが、最近遂に完成しました。

MMCエレクトロニクス
ラオス社へようこそ

MMCエレクトロニクス ラオス社について
MMCエレクトロニクスラオス社では、主にエアコンと冷蔵庫用のサーミスタセンサを製造しています。サーミスタセンサは韓国やタイで市場が拡大しており、それらの国をはじめとするアジアの家電メーカーに販売しています。
24カ月クレームゼロを達成!品質・生産性向上を実現するスタッフ教育
MMCエレクトロニクスラオス社では、立ち上げ当初から駐在員が主体となって現地スタッフの教育に注力。スタッフは製造技術だけでなく、品質に対する意識や問題点を見つける「改善の目」を養います。またさらなる生産性向上を目指し、皆さんの協力のもと、自ら考え、改善できる力を育てています。
さらなる品質向上に向けた挑戦
高い品質を維持するポイントは、徹底した工程分析と改善です。分析では、「QC7つ道具」と呼ばれる手法を活用して問題点を抽出。それをもとに日々実践と改善を繰り返しています。また、月1回開催されるHIYARIHATTO meetingでは、現場から上がってきた不良が発生しそうなポイントや作業上の危険箇所について、スタッフが原因や対策を討議し、改善につなげています。
豊かな水資源から生まれるクリーンな電力を活用
メコン川が国を縦断するように流れるラオスは「水力大国」と呼ばれるほど水資源に富んだ国。MMCエレクトロニクスラオス社では、その恩恵を活かして、2023年から100%水力発電由来の電力で操業しています。

案内してくれた人
総務 シニアマネージャー

スターバンボーンラボンさん

2015年入社。ビエンチャン出身で、工場の総務事務の他、スタッフの採用、寮生の食事の管理などさまざまな業務を担う。ラオスに来たら、ぜひメコン川を望みながらの食事をおすすめします。

案内してくれた人
社長

山川 大補さん

1996年入社。2022年からMMCエレクトロニクスラオス社に駐在し会社の統括に従事する。ラオスのおすすめスポットは、街全体が世界遺産に登録されている「ルアンパバーン」。