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2024.10.07

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三菱マテリアルのある街を訪ねて 〜細倉金属鉱業株式会社編 〜

世界中を旅する女性、あるこさんが三菱マテリアルグループの拠点がある街を訪ねます。

ナビゲーター

あるこさん

まち歩きと工場見学が趣味の女性:20代後半。​

細倉金属鉱業株式会社編

今回は、細倉金属鉱業株式会社がある街をご紹介します。

宮城県北西部、自然豊かな栗原市にある細倉金属鉱業株式会社。
1987年の細倉鉱山閉山に伴い、製錬部門が独立してスタートしました。
「世界一安全・安心な鉛製錬所を作る」をスローガンに、 地域に根ざした製錬事業と鉱山管理事業を展開しています。
細倉鉱山1200年の歴史を体感できる
細倉マインパーク
1987年に閉山した細倉鉱山の当時の作業風景や働いていた人々の様子をリアルに再現した観光施設。
実際に坑道を歩きながら、鉱山や近代産業の歴史を学べます。
秋には「神の絨毯」が現れる栗駒山
宮城・岩手・秋田にまたがる火山。初夏の残雪で馬の姿が現れることから、こう名付けられたそう。
秋には、「神の絨毯」と呼ばれる日本屈指の見事な紅葉も楽しめます。
地域の一員として 300年の伝統を担ぐ  くりこま山車まつり
300年続く五穀豊穣祈願の祭り。夜のとばりの中、歴史や物語を再現した飾りが光り輝く山車は迫力満点です!細倉金属鉱業社の従業員も地域の一員として共に担ぎ、祭りを盛り上げます。
豊かな自然が生んだ自然薯と岩魚
自然あふれる山林と澄んだ湖が美しい栗原市では農業や魚の養殖が盛んです。
丹精込めて育てられた自然薯や、養殖発祥の地の岩魚が特に人気です。

自然薯の館の「しゃくなげそば」

細倉金属鉱業へようこそ!

細倉金属鉱業について
銅や貴金属の製錬過程で出てくる不純物、使用済みバッテリーなどから鉛をはじめとする有価金属を回収し、電気鉛や鉛合金を製造しています。細倉金属鉱業社の事業は、三菱マテリアルグループの非鉄金属リサイクルシステムに貢献しています。

不要となったものから、有価な金属を回収する。まさに現代の錬金術師ですね!

自動車などの使用済み鉛バッテリーを、月に約4,000トン回収し、電気鉛や鉛合金といった高品質な製品にリサイクルしています。鉛バッテリーは電気自動車にも使われており、今後も継続して使用されます。
電解工場
粗鉛を原料とする約 180kgのアノードと、電気鉛を原料とする約 7kgの種板を電解液に浸し、電解精製します。アノードから溶けだした鉛が種板に電着することで、純度99.99%以上の電気鉛ができます。
細倉鉱山坑道
深さ最大600m、総 延長 600kmと、とにかく広大!
1987年に閉山して以降は、坑廃水貯留設備として活用しています。
坑廃水処理
鉱山から出てくる水(坑廃水)には有害な金属が含まれ、そのま ま流すと環境に悪影響をもたらします。そこで細倉金属鉱業社は、坑廃水を適切に処理し、水をきれいにしています。今後も環境を守り、地域社会に貢献していきます。
クリーンエネルギーを発電
鉱山時代の設備を生かした水力発電所でクリーンエネルギーを 産出しています。所内で使用する電力の約60%をまかなっています。

案内してくれた人
事務部 事務課

舟山 貴之さん

2014年入社。採用活動など事務全般を担当。地元のお気に入りスポットは渡り鳥の聖地「伊豆沼・内沼」。毎冬に飛来する 200種を超える3,000羽の渡り鳥を心待ちにしている。

案内してくれた
人事務部 事務課

千田 真紀さん

2016年入社。事務を担当。地元の推しグルメは「レストランれんスプリングロード」の「恋こんれんこんパフェ」。地産の恋根を使った可愛いパフェに一目惚れすること間違いなし!