2024.07.08
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三菱マテリアルのある街を訪ねて 〜三田工場編 〜
世界中を旅する女性、あるこさんが三菱マテリアルグループの拠点がある街を訪ねます。
ナビゲーター
あるこさん
まち歩きと工場見学が趣味の女性：20代後半。
三田工場編
今回は、三菱マテリアルの高機能製品 電子材料事業を支える三菱マテリアル株式会社 三田工場がある街をご紹介します。
兵庫県南東部、豊かな自然が広がる三田市にある三田工場。
1989年に大阪製錬所の新素材部門が三田に移転した名残から 現在は半導体や高機能部材に使用される製品を取り扱っています。
1989年に大阪製錬所の新素材部門が三田に移転した名残から 現在は半導体や高機能部材に使用される製品を取り扱っています。
ビール好きは取っておくべき？ 三田ビール検定
日本で初めてビールを醸造したと知られる三田出身の蘭学者 川本幸民。その功績にちなんで、三田市では2017年から「三田ビール検定」を開催しています。最高難易度の初段は、難問ぞろいだそう……。
幕末の蘭学者 「川本幸民」
県内最大の都市公園 有馬富士公園
「子育てのまち」として力を入れる三田市。市内には多くの公園が点在しています。 おすすめは有馬富士公園。三田の民話を基につくられた「あそび王国」は連日子どもたちでに ぎわっています。
江戸時代から続く伝統工芸 三田青磁
世界三大青磁と称される三田青磁は、江戸時代に生まれたと伝えられており、青緑色の美しい発色と独特の透明感が特徴的です。三田工場の外壁には、三田青磁と同じ色が使用されています。
酒米の王様 山田錦
工場の周りでは、日本酒の酒米として有名な「山田錦」が生産されています。工場付近の川から水を引いて稲作を営んでいるため、三田工場では、工場敷地内の雨水溝の点検・清掃活動を定期的に行い、水質の管理に細心の注意を払っています。
自然を保護することで、地域との信頼関係を築いているんですね！
三田工場へようこそ!
三田工場について
主に精密実装材料やシリコン精密加工品を製造する三田工場。量産以外にも研究・開発・顧客サポート機能を有しています。「協働と革新」をモットーに、研究開発・製造・品質保証が三位一体となることで、目まぐるしく変化する市場の中でお客様のニーズに対応した最先端の製品を生み出しています。
三田工場で製造している製品
意外と身近な存在 精密実装材料
「低α線はんだ材」は、ソフトエラーの原因となるα線の発生を大きく低減。主に精密機械に搭載される半導体チップの接合材に使用されています。ほかにも接合信頼性の高い「金錫（AuSn）ペースト」は高出力の LED照明などに使用されています。
開発で三田の未来を担う技術開発室
三田工場において新製品開発 の役割を担うのが技術開発室。お客様と同じ量産試作設備を備えてさまざまな開発品の評価を行っています。高性能の電子顕微鏡などの分析評価装置を駆使して工場内で開発品を評価・測定し、製品開発にフィードバックすることで、スピーディーな開発を可能にしています。
半導体製造のカギを握るシリコン精密加工品
半導体にはわずかな不純物の混入も許されません。そのため、半導体を製造する装置の部品にはウエハーと同じシリコンが使用されています。三田工場では、繊細なシリコンをお客様のご要望に合わせて自在に加工。さらに全自動の洗浄装置を活用して、徹底した品質管理を実現しています。
グループでも数少ない B to C製品
純金カード
三田工場では、金属の圧延技術を活かし純金の名刺やトランプ、栞などの純金カードを製造しています。精密圧延機を用いて、金を薄く、均等に伸ばしていきます。
三田工場では、金属の圧延技術を活かし純金の名刺やトランプ、栞などの純金カードを製造しています。精密圧延機を用いて、金を薄く、均等に伸ばしていきます。
案内してくれた人
三田工場
技術開発室開発評価グループ
岡辺 奈緒さん
2011年入社。技術開発室で顕 微鏡や分析機器のオペレーションに携わる。おすすめスポットは、工場から15分ほどで行ける神戸三田アウトレット。
案内してくれた人
三田工場 事務部 総務グループ
水田 哲郎さん
2006年入社。2018年より三田工場に勤務し、主に福利厚生・庶務として構内の全般的な管理などを担当している。趣味は散歩。新三田駅近くの武庫川沿いや御霊神社近くを歩いてリフレッシュを図っている。
