けがや病気、加齢によって失われた体の機能を、人体がもともと持っている「再生する力」を利用して回復させる再生医療。三菱マテリアルでは、人工関節や人工骨に置き換えて機能を回復する生体代替の分野で、人工関節や人工骨などの部品を加工する切削工具を開発しています。
切削工具とは、金属をある形状に切ったり、削ったりするときに使われる工具のことです。人工関節や人工骨などに多く使用されるのは、コバルトクロム合金、チタン合金、ステンレス合金などの難削材。加工がしにくく、工具が摩耗しやすいことから、より長く使用できる切削工具の開発が求められています。三菱マテリアルは、素材から完成品までの全てのプロセスにおける工具開発を行うことで、従来の工具より加工効率が高く工具寿命が長い製品を商品化してきました。豊富なラインアップを揃え、使用目的に対応した最適な製品を提供できる数少ない切削工具メーカーとして、多くの医療機器メーカーから高い評価をいただいています。

チタン合金・SUS 合金などの難削材の精密小物部品加工において、長寿命・高精度加工が可能です。