三菱マテリアルのある街を訪ねて 〜富士小山製作所編 〜
世界中を旅する女性、あるこさんが三菱マテリアルグループの拠点がある街を訪ねます。

ナビゲーター
あるこさん
まち歩きと工場見学が趣味の女性:20代後半。
富士小山製作所編
今回は、電動自動車や太陽光発電などに欠かせない絶縁放熱基板を生産する、三菱マテリアル株式会社 富士小山製作所がある街をご紹介します。
静岡県の最北東にある小山町は、富士山がある「富士山のまち」。富士山が育んだ豊かな自然だけでなく、多彩な魅力に触れることができます。

地域の歴史が息づく公園
豊門公園
豊門公園
小山町の近代化の礎を築いた旧富士紡績が造り、町や町民 が協力して整備してきた公園。園内には同社初代社長の邸宅として使われた、国登録有形文化財・豊門会館があります。園庭には草花や樹木が植えられ、散策を楽しめます。

観戦以外の楽しみ方も盛り沢山!
富士スピードウェイ
富士スピードウェイ
自動車やバイクのレースが開催されるサーキット。レースの他にも多彩な催しが行われ、「スーパーママチャリグランプリ」には富士小山製作所の従業員チームも参加し、熱戦を繰り広げてきました。

小山町民にとっての誇り
「金太郎」生誕の地
「金太郎」生誕の地
小山町は、昔話で有名な「金太郎」の生誕の 地。町内には金太郎ゆかりの公園や神社などが数多くあり、観光地として人気を集めています。各地に金太郎像も飾られています。

自然の恵みたっぷり
きれいな「水」が町の宝
きれいな「水」が町の宝
小山町の特産は富士山の天然水で作る野菜、水かけ菜。町の天然水は飲料水として人気です。きれいな水を好むホタルも多く生息しています。

富士山が見える製作所です!
富士小山製作所について
自動車向けの絶縁放熱基板を生産 しており、前身である三田工場 静岡DBAセンターは2004年に発足。 2022年に所管変更し、富士小山製作所となりました。現在は、次世代自動車などの「熱マネジメント」の鍵を握る、絶縁放熱基板が主要製品です。製造や営業だけでなく、新製品設計や戦略考案も担い、事業運営に必要なあらゆる機能を有するオールインワンの拠点です。

自動車には欠かせない
絶縁放熱基板
絶縁放熱基板
xEVは、一般家庭の10倍以上もの大量の電力が使用されます。そのため、車体のパワーモジュールの中にある半導体は大量の「熱」を放出。熱が溜まると壊れてしまうため、熱を素早く外へ逃がすために必要なのが「絶縁放熱基板」です。セラミックスの両面に高純度アルミニウムを直接接合し、製造しています。


大量の電気を使うから、熱を逃がすことが重要なんですね!
超音波で回路の検査
アルミニウムとセラミックスの板を組み立て、接合した後、基板のチェックを行います。超音波を使用して、接合に不十分な箇所がないかを検査します。

目視による検査で確かな品質を担保
あらゆる機械でのチェックに加え、従業員による目視検査を行っています。こうした確かな品質と信頼の高さから、世界中で数多くの自動車や産業機器の部品として採用されています。


案内してくれた人
管理部 総務グループ
土谷 智巳さん
2020年入社。総務・経理などを担当。地元のおすすめグルメは「田舎料理みや」のみくりやそば。お気に入りスポットは「御殿場高原時之栖」のイルミネーション。

案内してくれた人
事業推進部 製造グループ
藤曲 翼さん
2014年入社。製造部門を担当。小山町出身で、地元のイチオシ は幼少期からよく訪れる「富士スピードウェイ」。地元のおすすめグルメは「藤曲屋」で食べるそば。